日時
令和6年12月4日(水)9時~12月8日(日)12時
講師
本講 岡本大志 先生
講題 「能く衆生の一切の志願を満てたまう〜『教行信証』行巻講読〜」
副講① 栗栖哲義 先生
講題 「悪人、凡夫、煩悩と機の深信 」
副講② 林勉道 先生
講題 「無明と志願~『浄土論註』の讃嘆門を通して~」
本講 講師の言葉
私が何者かになろうと行動した先に到達点があるのではない。そんな私に向かってむしろ行動してくるはたらきがある。
そのはたらきの元、何者かになる必要もなく私自身という真の到達点に立つことができる。
その、「私に向かって行動してくるはたらき」をたずねていくのが「行巻」である。
「行巻」では冒頭、その行動は、個人的行動を超えた「大行」、大いなる行動と示される。
そして、「大行は則ち無碍光如来の名を称するなり」と定義される。
この文章に主語はない。誰が称名するのか。諸仏か。衆生か。
あるいは主語が問題ではないということか。
そして、同じく主語はなく、「しかれば、名を称するに、能く衆生の一切の無明を破し、能く衆生の一切の志願を満てたまう」とある。念仏申すことは、「無明」が破られ「志願」が満たされることであると。
これら、「行巻」前半の文章により、大いなる行について、念仏申すことについて、たずねてみたい。
開催方法
本部とZoom(オンライン配信)のハイブリッド
〇本部への宿泊者は20名以内に限定(通いの方の人数制限はありません)
日程
総務からのご挨拶
皆さまにおかれましては、お変わりなく念仏申す日々をお送りでしょうか。
世界は益々混迷の度を増し、人間の業の深さをこれでもかと見せつけられているようです。
「天下和順し日月清明にして、風雨、時を以てし、災厲起こらず。国豊かに民安し。兵戈、用いること無し」(『無量寿経』)という日々が来ることが待たれてなりません。
真に依るべきもの、私たちの大地となるものが今ほど求められている時はありません。
2500年の時を経て私たちの元へ伝えられてきた仏法、それを綿々と伝承されてきた祖師方、親鸞聖人と住岡夜晃先生が今にも目の前に立たれているかのようです。
この一度限りの人生で真に求めるべきもの、依るべきものを共に尋ねてみたいと思います。
当日に向けて、金桝順子さん、佐藤展さん、杉田久美子さん、須藤泉美さん、玉城裕美子さん、堤直尋さんにも加わっていただき、Zoomで話し合いをしながら準備を進めております。
総務一同、皆さまの「報恩講」へのお帰りをこころ熱くお待ちしております。合掌
2024.10.21 総務 向井孝夫・原田和男・音石和男・小林佳恵
お申込みと参加方法
お申込み
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Zoomの参加方法
日程数日前に、「Zoomの招待URL」をお送りします。そちらをクリックしてご参加下さい。
ただし、事前にZoom(ズーム)のインストールが必要です。
(もし日程前日までに「URL」の連絡がない時はお問い合わせ下さい。)
参加費
会費 1人1,500円/日(5日間7,500円)
現地参加の方 ※宿泊者のみ食事を用意します。
朝食400円 昼食・夕食600円 宿泊費一泊500円
【参加費の支払い方法(Zoom参加の方)】
お支払いは会座終了後7日以内に、参加費合計額を「振込」、または「クレジット決済」でお願いいたします。
※現地参加の方は、直接現地でお支払いください。
振込
《ゆうちょ銀行からの振込先》
「ゆうちょ銀行 口座番号 01340-7-7798 真宗光明団」
《他の金融機関からの振込先》
「ゆうちょ銀行 店名:一三九 店(イチサンキユウ店) 当座 0007798 真宗光明団」
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