真宗光明団を知る

真宗光明団とは

真宗光明団は住岡夜晃(すみおか やこう)によって1918年に生まれた浄土真宗の僧伽(さんが)です。
僧伽とは、人生の道を仏法に聞いていく人々の集まりのこと。仏法が人類すべての人に向けて説かれた教えである以上、真宗光明団も全ての人に開かれた場所です。

「この人生をどう受けとめて生きていけばいいのか」「私として生まれて本当によかったとどこでいえるのか」。
仏法の教えとは何かと問われれば、以上のような問いに光をあてるものともいえるでしょう。
思い通りになることよりも、思い通りにならないことがより多くおこってくるこの人生。ときには真っ暗闇にも思える人生。

現代は娯楽が無限に生産され、ひと時の楽しみで、ひと時の光で、人生をまぎらわすこともできます。
しかし、じつは誰もが、「たしかな光に出あいたい」「本当の意味で私の人生を完成させたい」と思っているはずです。

そのような人間存在の根本要求をあらわした名、それが「真宗光明団」です。

住岡夜晃について

くわしくは「住岡夜晃」のページをごらんください。

具体的活動

会座・講義の風景

会座(えざ) 毎月本部や各支部で会座〈仏教行事のこと〉がひらかれています。日程は一日から一週間の長期会座まで様々です。

〈会座の内容〉
講義‥‥経典等の原典を元にして黒板を使った講義スタイルが特徴です。僧俗問わず講師をつとめます。東西両本願寺のご講師もおられます。
座談‥‥各班にわかれて、講義の疑問点や日頃感じていること等を
    話し合う時間です。

真宗光明団発足当初から発行されています。住岡夜晃氏・細川巌氏の法話文章や、その他様々な方の投稿文章が掲載されています。
(月一回発行・A5サイズ約38頁)

※定期購読でのお申込みとなります。1年分3,600円です。
※購読のご要望等は「お問い合わせ」よりお願いいたします。

光明誌(表紙)
各種類の書籍

私刊本もふくめ、多数の書籍が刊行されています。(写真は刊行書籍の一部です。在庫切れのものもあります)
※現在書籍販売リストを作成中です。(ご希望書籍が決まっている方は「お問い合わせ」からご要望ください)
※『新住岡夜晃選集』(法蔵館)が刊行されました。
  詳しくはコチラ→

真宗光明団の歴史

西暦主な出来事
1918年住岡夜晃氏により真宗光明団発足
1919年機関誌『光明』第1号の発行
1949年住岡夜晃氏逝去
1973年巌松会館建設(九州の聞法拠点)
1993年豊平道場建設(広島県芸北地方の聞法拠点)
2018年光明団創立100周年記念

真宗光明団の基本情報

【宗旨】仏教・浄土真宗

【聖典】『聖典 浄土真宗』島地大等(明治書院)や『真宗聖典』(東本願寺出版部)を使用。

【本部】〒733-0821 広島市西区庚午北3丁目2-22
TEL 082-271-5808 (平日 10:00〜19:00)
FAX 082-272-3965

【会員数】数百名(会員にならならくても、自由に参加できます)
【活動】①各会館や支部において「会座」を開催し、浄土真宗の教えをともに聞く。
②『光明』誌、各書籍の発行。

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